合唱コンクール伴奏
今年も合唱コンクール伴奏に選んでいただいた中学生が3人。
全員小学生リトミック卒業生です。
ピアノ中心でなく、リトミック中心でレッスンをしてきた生徒たち。
「演奏に心がある」と中学校の音楽の先生から選ばれた理由を教えてもらったとはなしてくれました。
そして、リトミックの生徒なので歌に合わせて弾くということは難なくこなします。
部活と勉強で忙しい合間をぬってレッスンに通ってくれた3人。
中1の男の子は「今までこんなに練習したことない」というくらい伴奏者として責任を持って演奏できるよう取り組んでいました。
その姿にいつも胸がいっぱいになりました。
中1の生徒さんの小学生時代の様子はこちらからご覧ください
そして中2の男の子の伴奏はとても心に響く演奏をしていて、合唱の伴奏なので目立ってはいけないのに・・・「音楽の先生からもっともっと音だして弾いてといわれた、夕雨子先生いいのかな?」と。
正直、私もそう思っていたので、学校の先生がいいといってくれるのであれば、もっと弾いて歌をひっぱっていこう!と練習していきました。
動画で演奏をみたのですが、歌との調和・そして切ないメロディーラインの表現はこの生徒さんだからこその演奏でした。
中3の女子も、圧巻の演奏だったとお母様から動画をいただきました。
今までピアノを弾けることを隠していたので(笑)学校中の先生から褒められたと話してくれました。
教室の生徒さん、私はリトミックしてただけだからとピアノを弾けることをあまり表にださない生徒さんもいます、それで普通に弾けるから驚かれるということが良くあります。
3人とも、リトミックのグループレッスンを小学生の間は受けていて、ピアノのレッスンは10分~15分ほど。
それで、ピアノが弾けるようになるの?と思われると思いますが、演奏をするための基本的な力をリトミックで楽しく確実につけています。
リトミックを習っていてもピアノを自分たちの意志で弾きたいと思った時に、確実に弾ける力をつけてくれていることを伴奏者に毎年選んでいただけることで、リトミックの生徒たちが証明してくれます。
リトミックは幼児期だけのものではありません。
小学生の高度なリトミックは演奏面だけでなく、考える力・判断力・段取り能力など大きな力をつけてくれます。
もっともっと、小学生のリトミックを知ってほしい、そう思います。