第18回発表会 無事に終了しました。
コロナ禍ではありましたが、保護者の皆様のご協力のもと8月1日に第18回目の発表会をおこなわせていただきました。
昨年に引き続き沢山の制限のもとでの発表会でしたが、開催できクラスターも起きることなくほっとしました。
今回の発表会で考えたことは、子どもたちにとってこのような普段とは違う特別な環境がもうずっと奪われてきているということ。
「コロナだから・・・中止になるかもしれない、コロナだから前みたいにできないからこのくらいでいいか」と大人でも考えてしまいがちな中、今回の発表会に向けて生徒たちは全力で練習を頑張りました。
正直、発表会1か月前はなかなかエンジンがかからず、練習に向き合えない生徒さんも。
しかし、最後は全員が「今できる精一杯のことをやってきて」という私の言葉どおり、練習と向き合い当日には一番の演奏をしてくれました。
舞台裏での緊張感・舞台上での演奏・演奏が終わった時の安堵の笑顔・そしてホールでお友達と過ごす楽しい時間・生徒たちの表情をみていると、子どもたちにとって今この瞬間瞬間が大切な時間であることをいつも以上に感じました。
全員の演奏が終わったとき、発表会以外でも子どもたちの全力で取り組める場所・時間が早くもどってきてほしいと心から思いました。
発表会は誰かと比べること・競うことではなく、一人ひとりが舞台に立つことで得る成長を大切にしています。
小さなころは泣いてしまったり、舞台からいなくなったり、何もしなかったり・・・様々なことがおこります。
そのことも子どもたちにとっては、本番があるからこそ経験できる時間なのです。
今では、小さなころから通ってくれている生徒さんの声楽や管楽器の伴奏をさせてもらえうようにもなりました。
そして発表会の受付には、教室を卒業した大学生がお手伝いをしてくれました。
コロナ禍の発表会でしたが、「教室に通ってくれてありがとう」「一緒に舞台に立たせてくれてありがとう」「沢山の笑顔をありがとう」生徒たち皆と出会えたことに感謝の気持ちが溢れる大切な時間でした。
ご協力をいただきました、保護者の皆様・リトミック研究センター長崎第一支局所属の先生方・ホール関係者の皆様ありがとうございました。