リトミック研究センター長崎第一支局 竹内 夕雨子です。
いつもご訪問ありがとうございます。
今年10年表彰を迎えた☆君。
ベビークラスの時から通い続けてくれています。
☆君は、0才から舞台に立ってくれ、物心がついたときから舞台に立つ緊張感と不安で本番で泣くようになりました。
とても繊細な心と豊かな感受性をもつ☆君。
私もできる限り最大のフォローをしながら、時には開演前におまじないをかけたり、不安になった時に使う物をよういしたり。
それでも、毎年、毎年、泣きながら舞台にたっていたんです。
でも、泣いても決して舞台から逃げ出さなかった☆君。
そして、泣いても泣いても舞台に立ち続けさせてくれたお母様お父様。
あの時に、お母様お父様が泣く姿で舞台に立たせたくない、とやめてしまったら今の成長は見られなかったと、感謝の気持ちでいっぱいです。
会場で見ていた教室の皆さんも、毎年☆君のことを応援してくださっていました。
「泣いたけど、後半頑張ってましたね。今年は泣かずに頑張れてましたね」と、みんなが暖かく見守ってくれていました。
1年ごとに少しづつステップアップしていった☆君。
小学生になったころから、緊張はするものの、舞台で一人で立ち演奏する不安に打ち勝てるようになりました。
今年は、ますます落ち着いて発表会を楽しんでいたようにも思えます。
発表会は、年に一度の練習の成果を発表する場でもありますが、
私は、子供たちの生徒たちの心の成長を後押しする場所でもあると思っています。
だから、特に小さなお友達には、上手にできることではなく、舞台に立つことで見えないけれども沢山の大切なことを得てほしいと思っています。
私の思いをご理解してくださり、子どもたちが自ら、自身の力を引き出せるように待ってくださる保護者の皆様のおかげで沢山の子供たちが成長してくれています。
今はできなかったとしても、次の成長につながるよう、舞台での一人ひとりをしっかりと見つめ、一人ひとりに寄り添い適切なサポートをしていくこと、大切にしています。