小学生リトミックピアノクラス 1年生の☆君。
カードで指番号練習を行っていました。カードは好きなように並べていいよ~と自分で並べます。
前回までは、きっちり詰めて並べていましたが、おもむろにならべていたカードに間を開け始めました・・・・

「これでいい!!」と笑顔の☆君。と、「???」の私。
そのまま、様子を見ていました。
メトロノームに合わせて指番号練習し始める、☆君。
「1・2・スン・4・3・スン・スン・5」いえ~い、できた~!!
休符の空間を幼児期のリトミックで体験していたからこその、この自らの発想に大感激。
カードに空間を付けるだけで、リズムへと変わりました。
休符は音がないということではない、休符にも広がりがあるということこれまで積み重ねてきたレッスンで、しっかり理解してくれていたのです。
楽譜には見えない音の空間を、言葉ではなく実際に体と心で体験してきた子の音楽性は、ピアノをスタートしたころの進度としては遅いかもしれませんが、将来大きく花開きます。
この☆君とのレッスンで改めて思ったこと・・・
やらせれる、弾かされるピアノレッスンでなく、自ら考え判断し、工夫をし表現できるより豊かで楽しいピアノレッスンへ、私もさらなる勉強を続けなければと☆君から学びました。
☆君ありがとう。