step3クラスの生徒さんたちに、レッスン中私が助けられた出来事がありました。
子供たちだけで考えて、話し合い行動してくれた姿に
心の中で
若葉町セラヴィ教室 金曜日 年少クラスでの【お買い物】のカリキュラムでの一コマです。
とても楽しいお買い物のカリキュラム、子供たちがリズムでお買い物を楽しみます。
私はこのリトミックのお買い物をもっと楽しんで、いろんなことにつなげようとしていました。
その一つ
指先をつかえるので・・・と、カラーボードをお財布にしてお金をシールで。
「20円です~2枚ください」と、シールをはがしてお支払いする予定。
子供たちのボードにシールを貼りながら、私の心の中
(このカラーボードに貼ったらしっかりくっつきすぎて、剝がれにくい)
(2歳児さんのカラーボードがよかったかな・・・)
(でも、もう貼ってしまったので仕方ない、このままやろう)
そんな心の声とは裏腹に
子供たちは、お買い物を楽しみにして6人きちんと順番をまってくれていました。
「リ・ン・ゴ」ください と楽しそう♪
「20円です、2枚ください」と、シールをもらおうとしますが、やっぱり剥がれにくい。
「ちょっとお手伝いしていい?」と、私が少しシールをはがして、自分でできるようにしていました。
私
(6人このペースでやっていると時間もかかるし、みんな待ち長い。あ~これは大失敗)
(でもきちんと順番を待ってくれているから、この待ち時間を我慢してくれた分の皆の気持ちをどのようにもっていってあげたらいいか・・・)
みんなしっかり我慢して順番をきちんと待ってくれているだけに
お買い物のお店屋さんをしながら、いろいろなことが頭を巡ります。
6人全員が一回お買い物をし終え、もう一巡を少し早めてやれるよに対策をしようと思っていた時
子供たちが、みんなで相談している声が聞こえました。
「待ってる間に、ここの端っこを少し剥がしておいたらいいよね」
「うん、そしたらはやく買える、剥がしとこう」
と、自分たちでシールの端っこを少し剥がし始めました。
一人ひとり小さな指で、剥がしにくいシールを剥がしてくれていました。
私でなく子供たちが、時間がかからないように解決策を考えてくれていました!!
その姿にとても感動した私。
私がスムーズなレッスンができなかったことを、みんなで相談し解決してくれた姿。
これは、私の失敗から生まれたことでした。
岩崎先生の言葉を思い出しました。
子供たちのためにやってあげようと思って上手くいかなかったことも、必ず何か子供のためになっています。
だから、失敗を恐れずにいろんなことを子供たちのために考え、実践することが大切なんです。
レッスンで子供たちから学ぶことは、今も数えきれないほどあります。
子供たちが助けてくれることも。
私たち指導者が、成長できるのは子供たちがあってこそです。
私の失敗を成功に変えてくれた子供たちの力、日々成長してくれているみんなに感謝の思いでいっぱいになった出来事でした。
ありがとう~と何度も何度も繰り返した出来事でした。