やるか、やらないかは自分で決める

リトミック教室(長崎市)、ステップ3(年少)クラスのレッスンでの一コマ。

「先生~私この前、出てポン やらなかったから、今日はやるから!」と前回の

カリキュラムを見ていただけだったcちゃんが積極的に動きだしました。

「俺、いつもダラダラしてるけん、今日はやるけん!」最近、わざとレッスンでおふざけがすることがあったm君も、自分で宣言し、全てを完璧にこなしました。

この生徒たちは、小さな頃からモンテッソーリリトミッククラスで選択する自由と、ルールを守りながら行う規律の中で楽しくレッスンを重ねてきたクラスです。

リトミックのレッスンでは講師(私)が時間配分をきめ、カリキュラムを組み立て、その中から子どもの様子を見ながら順にレッスンを提示していきます。

私が提示しているレッスンは、私が今日やらせたい内容で、子どもたちが全員やりたいとは限りません。

この内容は今日やりたくない・・・という表情を見せたときは、選択させたりしながら進めます。

それでもやりたくないときは、やらない自由を認め、次につながる声掛け・働きかけをしていきます。子どもたちを信じてまつこと、そして正しいはたらきかけをすることで

「先生~私この前、出てポン やらなかったから、今日はやるから!」

「俺、いつもダラダラしてるけん、今日はやるけん!」

という言葉がでてきました。

 

子どもたちは今やるべきことはしっかりわかっているのです

やるかやらないかは自分で決めている。

最近の子どもたちの様子を観察しながら思うことは、そのことをしっかりと自分の意志で伝えてくれるようになったということです。

やれないのではなく、やらない。選択を子どもたちはしています。

やらない選択を認めてあげること、こどもの気持ちを尊重しながら、やりたくなる導きを大切にしています。

この積み重ねが、自分の気持ちをコントロールしながら、やりたくないことでも自ら取り組む力となり、のちに大きく成長します。