●モンテッソーリ教具とリトミック 【リトミック研究センター長崎第一支局】
リトミック研究センター長崎第一支局 子どものためのリトミック・ピアノ教室竹内です。
今日は「子どものためのリトミックにおけるモンテッソーリ教具の使い方 Step3編」をテーマに平日勉強会を行いました。
前回詳しくお話しできなかったので、実際に感覚教育について具体的に説明するこからはじまめました。
なかなか触れることができない教具にも実際に触れていただきました。
今日は、円柱差し。
ご存じの先生も多かったですが、
どのように提示して、どのような理念があるのか、円柱差しの教具に実際に触れて、説明を受けて初めて
「そういう深い意味があるのですね」と、みなさん、ご納得。
この感覚教具が何に繋がっていくのかも、しっかり説明させていただきました。
その後モンテッソーリメソッドを、リトミックStep3クラスの教材にどう取り入れているのかを一つづつ丁寧に、紐解いていきました。
こちらは リトミックの教材 はめ込み図形。
モンテッソーリ教具の感覚教育・言語教育の中の教具をもとに作られています。

モンテッソーリ教育のお仕事のように作ってみました。
これを、基本提示・発展提示と順を追って説明します。
意思の発達・運筆にとても大切なことが含まれているので、指導の時に見逃さないように・・・。
と沢山のことをお伝えしました。
同じように
のりはり・線上歩行・算数棒・砂文字板。
お子様をモンテッソーリ園に通わせていらっしゃる先生も
「幼稚園でやってきて持ち帰ってきたものが、なんだったのか今繋がりました!」とお話ししてくださいました。
先生方も、学べば学ぶほど、モンテッソーリ教育は奥が深い!
もっと知りたい!
と、熱心に今日の勉強会にご参加いただきました。
月例研修会では、なかなかここまで深く掘り下げられないので、私自身も、リトミック教材とモンテッソーリ教育の教具との関係を、じっくりお伝えできて、私も嬉しくおもいました。
前回もかきましたが、リトミックと同様にモンテッソーリ教育も、数日数週間で学べるものでもありません。
そして、リトミックのレッスンするうえで、今日学んだ提示の基本をすべて行うには無理があります。
リトミック研究センターの教材で、モンテッソーリメソッドとしての提示を知り、取り入れる工夫をすることで、より丁寧で、より実のある、深いレッスンができるのです。
全ての子供たちに、一人でできた!という気持ちを育てていくために、私も含め、日々勉強です!!
ご参加いただきました、先生方ありがとうございました。