●色々な成長の形があります[長崎 リトミックピアノ教室]
子どものためのリトミックピアノ教室 竹内です。
水曜日はステップ4クラス、小学2年生、4年生、56年生、中学生のリトミックピアノレッスンです。
この水曜日クラスの生徒さんたちとは、長いお付き合いで、中学生に至っては1歳クラスからもう11年、12年のお付き合い。
最近、よく小さかった時の話しを、しています。
その度にいつも思うこと、お母様方に感謝することがあるんです。
それは
我が子の成長を、他お友達の成長も一緒にあせらず、待ってくれたこと。
0・1歳からはじめることのできる、習い事としてのリトミック。
子どもの発達段階で、自我の芽生え、敏感期、反抗期、様々な理由で今までレッスンに参加していたのに、いっさいやらなくなったり、レッスン中に泣いたりと、レッスンに全く参加しない時期がくることがあります。
こちらの2年生男子組
一人の男の子は、1歳クラスの時、レッスン中ずっーと泣いていました。
それも半年以上。
お母様はとても悩まれたと思います。
リトミックは嫌なんじゃないかと。
こんなに泣くのに連れて行くのはかわいそうなんじゃないかと。
レッスンが始まり、しばらく泣いて、気分が切り替わったら笑顔でリトミックに参加してくれていたのですが、お母様としては他のお友達に迷惑もかかるという思いもあられました。
でも、それは心配することではありません。
泣くことで子供たちは自分を表現します、そしてお子様一人ひとり、皆違う成長のペースがあります。
リトミックを通して、子供たち全員が一緒にいろんな経験をしながら成長していく!!
お友達が泣いていることを感じながら、どうしたらいいのかを経験すること、とても大切だとおもうのです。
泣いてもやらなくても、その先に生徒皆の大きな成長がある。だから今の全てを受け入れて、見守って待つ、その上で一人ひとりにあった適切な働きかけを大切にしてレッスンをしています。
そして教室のお母さまがたは皆さん、お友達が泣いていても、レッスンに参加していなくても、時にはピアノの下に隠れていても(笑)
温かい気持ちで接してくださり、声をかけてくださいます。
お母様がたのその姿をみて、その雰囲気を感じながら、子供たちは心を育てていくのです。
「ずっと泣いていましたよね~」「何もしないで、違うことばかりやっていて~」と小学生クラスのお母さまがたと笑って話すことがよくあります。
あの時、泣くことを認め、やらないことを認めながらしっかり自己肯定感を育ててくれたからこそ今の成長があるのです。
幼少期は皆と同じようにできること・人よりも先にできるようになることだけが、習い事のすべてではないと思うことがよくあります。
だって、成長とともに、皆同じようにできるようになるのですから!
こちらの4年生も、一才クラスさんの時は、泣いていたり、途中で眠ってしまったり、何もやらずに一時間すごしたり・・・
どのクラスも、そんな時期を共に過ごしてきたからこその、心の繋がりがあって、すっかりお兄さんお姉さんになりました!
いつもレッスンがはじまると自然と近くにまとまってる姿があります。
生徒たち一人ひとりの心に寄り添い、おかあさま方とも沢山お話しをしながら、しっかりと個々の成長をサポートできる指導者であるようにと、生徒たちの姿をみながらいつも考えています。