モンテッソーリ教育は、具体から抽象へという大切な柱があります。
これは、リトミックも全く同じ。
目に見えない音、触ったりすることができない音を、具体的に自分の身体を動かしたり、教材を触ったりすることで、音を具体化していきます。
そして、演奏することへと抽象化していきます。
ここは、融合ではなく共通点!
(リトミックとモンテッソーリ教育は勉強すればするほど沢山の共通点があることがわかります。)
では、具体的にはどんなところを融合させているの?ということで
1歳児クラスさんのこちらの教材
リトミック研究センターの教材は、まずシールを自由にはる、ということから始まります。
(このおさんぽ絵本、シールはりをした月齢が1歳半の女の子のものです。同じ場所に重ねて貼っていることにも意味があります。この時期しか見られない可愛い瞬間です。)
このシールを貼るをいう活動、沢山ある日常生活の訓練としてのモンテッソーリメソッドの1つです。
1歳児さんでも、その目的に沿ったシール貼りとしての教材です。
指先の洗練・つまむという動きの獲得、そのほか多くの意味がふくまれています。
この絵本にシールを貼ることで想像力を巡らせ、リトミックの活動
につなげていきますが、そこが融合。。。
・・・それだけではなく、まだまだ深い意味があります。
1歳児クラスさんでは、まずは上記の目的からはじまりますが、そこで終わることはありません。
2才児から5歳児(年長)クラスまで、リトミックでもモンテッソーリ教育でも大切にしているある一定の目的(〇〇力を育てる・〇〇ができる)に沿って、このシール貼りというモンテッソーリメソッドを、リトミックと融合させながら子供たちの発達にそって展開していくんです。
最終的にこのシール貼りはどこに繋がり、何を目指しているのか
そこがリトミック研究センターの考え抜かれたカリキュラム・教材だからこそできる、リトミックとモンテッソーリ教育の融合なのですが・・・・
文章にするには長くなってしまいますので、また少しづつ。
この続き早く知りたい先生、今週日曜日から月例研修会がはじまりますので、私にお声掛けしてください(笑)
14日からはじまります、H29年度リトミック研究センター長崎第一支局、月例研修会第1回目は、埼玉第一支局の石田保代先生がいらしてくれます!
石田先生のパワフルで熱いリトミック、楽しみにされてください。